チャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」が最もノーマルと知ることになる

チャイコフスキーの音楽は、
どうしようもなく暗い寂しさが病的のようにあふれていたり、ある時(曲)は美しいメロディと情感あふれるサビで人の心に喜びや夢心地のようなロマンを与えてくれたり、チャイコフスキーほど理解し辛い作曲家は、ロシアのお国柄のせいか、チャイコフスキー自身の問題のためか、はたまた不幸な結婚生活から生まれたものなのか、いや僕にとってはちょっと間を置いておかないと、作曲家としては不可解すぎる。これがチャイコフスキーに対する印象だ。

暗い話はこの辺にしておいて、チャイコフスキーを知るのはほとんどの人がバレエ音楽からなる。

「白鳥の湖」は情熱的で楽しめない。
「眠りの森の美女」も同じく。
僕はやはり「くるみ割り人形」がバレエ音楽の中でも一番好きだ。
が、この曲はチャイコフスキーが死ぬ一年前の作品、彼が52歳の時のもの。

アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団盤が名盤で、これに勝るものは無し。

大指揮者アンセルメも「チャイコフスキーの三大バレエ音楽」の中で、メロディが最も美しく、完成度が高いのは『くるみ割り人形』という語録が残っている。さすがだ。
素晴らしい演奏を楽しむことが出来る。決してバレエを観る必要もない。美しいメロディに乾杯だ。

Oimachi Act./おい街アクト

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