運命は運命を掘り下げていく。男と女が生きているから愛や恋や悲しみも希望も、これが運命

結婚しても別れることはある。
結婚するつもりが、しないで生きる男と女がいる。
子供を産んでも別れる妻がいる。
結婚して子供に恵まれていたが、事故で夫と子供を失った女性がいる。
妻が浮気をすることがある。
夫が浮気をすることがある。
浮気しても別れない夫婦がいる。
我慢する妻がいて、知らぬ存ぜぬの顔で夫は家庭を大切にしようとする夫婦がいる。
妻が浮気をしているのでは?と疑いを持ちながらも、あえて流れに任せている夫がいる。

運命と偶然。

人は運命にもて遊ばれ、運命を受け入れていく。

運命を国家が動かそうとすることがある。
平和を国家が乱そうとすることがある。
法律は人の命を守ろうとするために存在することがある。が、法律と真相は食い違うことがあり、法の名のもとに人の命が断たれることがある。

フランスの国旗、青、白、赤。
このトリコロールは、人の運命が記憶から解放されて自由を得る。
「自由、平等、博愛」が、運命と偶然により、人生が深く広く、神秘的な世界と転化する。

ポーランドの巨匠、キェシロフスキ監督のトリコロール3部作の1作目「トリコロール/青の愛」で、またひとつ貴方は大人になっていく。

「トリコロール/青の愛」
(1993年作品ルーマニ
ア、フランス、ポーランド合作)
監督/クシシュトフ・キエシロフスキー
出演/ジュリエット・ビノシュ/他

Oimachi Act./おい街アクト

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