技師、相撲が一番上手かった横綱。栃ノ海に拍手
古兵横綱。
横綱経験者として最年長記録の現在82歳で元
気な元、横綱栃ノ海。
身長は177センチが公式発表ではあるが、実
際は174~175センチで、なんとかクリアーしたはずだと思う。
昔はこんなことにうるさくなかった。
栃ノ海は1938年生まれ、青森県南津軽郡光
田寺村出身で春日野部屋の第49代横綱。
本名は花田茂廣。
体が小さいが負けず嫌いで、佐田の山や栃光
ととにかく練習、稽古の鬼だったと言われる。
あの体でよく横綱までなった。と当時の相撲ファンは感心したものだ。ただし技が上手く、師匠の栃錦以上の業師であり、小兵であった。
今の相撲界は外人が多く、技がない力の相撲。
だから小さい力士が大きな力士を倒すという面白さが失せた。
そんな意味で昔の相撲は技あり、意外性あり、個性があり、見どころが一杯あった。
この栃ノ海が横綱になった時代は、大鵬と柏戸がデンと存在する相撲時代。
「優勝なんて、大鵬さんと柏戸さんがするとものだ思っているから」
「全く自分が優勝出来るなんて考えてもなかったですから」
と本心を語る栃ノ海。
それでも優勝を三回して横綱になった人だ。
「困ったな~、どうしよう。どうしようと…」
そんな毎日で、不眠症になっていたとも言われる。
腰のヘルニア悪化で引退も早かったが、引退を告げたその夜から丸2日間、寝づっぱりの熟睡をしたというほど、プレッシャーから解放されたのだ。
栃ノ海は相撲が上手かった‼
大鵬を破った一番を観てみよう‼
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