スナイパーは世界中のどの国にも存在している。ポーランドにもスゴ腕がいて、若手が育っている。ポーランド映画「暗殺者たちの流儀」に注目しよう。

ポーランドでも実際にあった暗殺映画、スナイパーと娼婦の恋を絡めた映画が話題になり、受賞も果たしている。

ゴタゴタと飾っていないのが、いかにもポーランド映画らしく、それがリアリティで良い。

暗殺を生業とする男、ルレクが刑務所から解放されるが、彼を解放した検事は再びルレクに暗殺の仕事を依頼する。

年老いたルレクは、若きスナイパーを雇うことにする。それは元軍人のワスコで、アフガニスタンで戦闘体験のある男だ。

むろんターゲットは危険な巨大権力。
ポーランドでもこういった映画がこれから作られていくのか。

世界中がスナイパーによる暗殺事件により、政界、経済界の勢力図が変えられていく。

スター性のない役者と演出もシンプルで娯楽作としての色合いが薄く、リアリティーが見どころの映画。


映画「暗殺者たちの流儀」
(2015年 ポーランド作品)
監督/ヤツェク・ブロムスキ
出演/クシシュトフ・ストロインスキ/
マルチン・コヴァルチック/他

Oimachi Act./おい街アクト

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