ロシア初のエロティック・サスペンス、ついに解禁!映画「愛の囚人」

ロシア映画にはまだユトリがない。

この作品は「ロシア初のエロティック・サスペンス、ついに解禁」というコピーで人を惹き付ける(?)。

ロシア映画には、全く働く気力のない人々の姿がたくさん描かれ、社会主義のその後の難題をイヤというほど浮き彫りにしている。

この映画でもやはり、貧富の差が社会背景に描かれている。
エロティックなのは、この映画に出演している女優のことか。

ロシアらしさを極力、排除しているのがロシアには抱えた問題が山積みである、というメッセージを送っているように映る。

男優にしてもロシア人っぽくない。
アメリカ人のような男優を使っている。
金持ちの娘が、貧しい若い男性と恋に落ちる。
そこから様々な悲劇が生まれる。

タイトルは「愛の囚人」だが、すべては金が愛をも動かしてしまう。

はっきり言って、この手のロシア映画は未熟さが目立つ。
エンターテイメント性は欠ける。


映画「愛の囚人」(2015年、ロシア作品)
監督/イゴール・バラノフ
出演/ポリーナ・アンドレヴァ、
ピョートル・フョードロフ/他

Oimachi Act./おい街アクト

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