社会主義体制下のハンガリーで起こった猟奇的殺人事件を映画化
1957年から約10年間、ハンガリーで起こった連続殺人事件の実話を映画化した作品。
舞台は田舎町、マルトフで女性の死体が発見される。
容疑者として逮捕された男は冤罪であると確信した捜査官が真犯人を追っていくが、その後も次々と切り刻まれ、姦された女性の遺体が発見されていく…。
社会主義時代のハンガリーに出現した屍姦怪物、ペーテル・コヴァーチをモデルにしたスリラー映画。
社会主義時代のハンガリーの冷たい空気と、まるでやる気のない捜査官らの仕事ぶりにあきれてしまう。
この作品は2016年に公開され、大ヒット。
ハンガリー映画賞9部門受賞するなど、臭いもののフタをとった作品としての評価が高かった。
どんな体制であろうと、どんな国であろうと、この手の犯罪は起こりうるものである。
映画「ハンガリー連続殺人鬼」
(2016年ハンガリー作品)
監督/アルパード・シュプシッツ
出演/カーロイ・ハイデュク、ガーボル・ヤースベレーニ、ジョルト・アンゲル
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