類似的音楽聴き比べシリーズ⑩

「サニー・アフタヌーン」
キンクス
VS
「僕のマリー」
タイガース


「サニー・アフタヌーン」は
イギリスのロックバンド、キンクスの楽曲。

1966年の発表アルバム「フェイス・トゥ・フェイス」に収録された一曲。
この辺りからキンクスの志向が変わっていく。
ロックぽさが薄れていくことになる。
が、キンクスはこれ以降も名曲を沢山残しているので、この方向転換は正解であったとも言える。
イギリスでNo1ヒット。
アメリカでは最高位14位。




「僕のマリー」は
ジェリーが在籍したタイガースの
楽曲でデビュー曲でもある。
1967年2月5日に発売されたデビュー・シングル盤。
作詞が橋本淳、作曲がすぎやまこういち。
冒頭、曲のイントロはとても似ている。
タイガースの人気はこの後の「シー・サイド・バウンド」あたりから急上昇していく。
タイガースの映画も東映で作られていく。

個人的な想い出だが、18歳の時、中学の同級生と魚町で偶然再会し、スナックに飲みに行った。
それから土曜日恒例のオールナイトの映画を観ることになったが、男2人で映画館へ。
それも、そのクラスメイトが男であるのにタイガースのファンで、彼らの映画が観たい!と付き合うことになったが、日本のGSはやるものじゃない、とバンドを組んでいた自分としては、"現実"をこの時に知った。

ジェリーには男のファンもいるのか~‼??
これりゃ余程、頑張ってROCKしないとタイガースに負けるナ~、と翌日からバンドのメンバーと山ごもりして、ストーンズをストーンズ以上にカッコ良くやろう!
と特訓したっけ。

Oimachi Act./おい街アクト

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