サム&デイヴのライブ映像は素晴らしく楽しい
60年代の黒人の歌には
アメリカに対する希望があった。
"訴えかける"ではなく"語りかける"だった。
60年代と言えばキング牧師、
ケネディ大統領の時代。
黒人シンガーが商品としてではなく、
ミュージシャン(又はアーティスト)として、台頭してきた。
オーティス・レディング
パーシー・スレッジ
スティービー・ワンダー
レイ・チャールズ
シュプリームス
フォー・トップス
テンプテーションズ
ジェームス・ブラウン
そしてサム&デイヴなど。
ライブの音源が唯一聞けなかったのが
サム&デイヴ。
このデュオの躍動感をライブ盤で聴きた
かったのだが、ようやくDVDで観て聴くことが出来るようになった。
大ヒット曲の
「ソウル・マン」
「ホールド・オン」が収められた
DVD「THE LEGENDARY "BEAT!BEAT!BEAT!"SHOW ♯21 1967」が
輸入盤で手に入った。
若いし黒人のリズミカルな踊りを
熱いステージでパワー全開の生命力、
魂のおたけび、とでも言うか。圧倒される。
サム・ムーア(サム&デイヴのサム)は
今尚80歳代で現役だ。
彼の新しいCDが手に入るし、ぜひ聴いてみたいと思う。
ラップも良いが、
黒人の希望にあふれた歌を
今の時代にも聞きたいものだ。
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