ようやく出て来た!若き素晴らしいヴァイオリン奏者!!
ヴァイオリン奏者の頂点に立つ、フランク・ベータ―・ツインマーマンがデビューして40年近くがたつ。
久しく「oh!」というヴァイオリニストがデビューしていなかったが、ようやく輝かしい期待されるスターが誕生した。
ダニエル・ロザコヴィッチ。スウェーデン生まれ。
手元にあるのはバッハのヴァイオリン協奏曲
1番・2番、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番の音盤。
バッハのヴァイオリン協奏曲は彼の個性がの
ぞけるが、正統的であり、古典的でもある。
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番は素晴らしい音の拡がりと難解さを心地よく聞き入ることが出来ると同時に、いやいや、そのテクニックは素晴らしいではないか。
しかし、テクニックを個性としていない姿勢が、やはり男性のヴァイオリン奏者であるからか。
期待出来るし、実に楽しみでもある。このダニエル・ロザコヴィッチの拡がる世界が。
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