ペドロ・アルモドバル監督のスペイン映画について

ドロ~と濃いソース味の恋愛映画は苦手である。

こういった映画を受けつけることの出来ない体質的なものが、僕にはある。

人の生まれ持った体質によって、恋愛の濃度が決まるのかもしれない。

大人に成りきれていない男の言い草にも聞こえるが…。

スペインのペドロ・アルモドバル監督作品は、濃く、後口が悪く、とても僕にはしつこい味で、ある意味、吐き気をもよおすくらいに、受けつけない。

主演している女優、ペネロペ・クルス。こちらも僕には濃い過ぎるようで、とても永く映画に付き合うことが出来ない。

彼女の魅力がまるで解からないから、どうしようもない。

ペドロ・アルモドバルの作品は、何度も繰り返し観ることが、僕にはキツい。

スペインという国が本当の意味で好きになれ
ないのは、映画に出演する女優たちが濃い
味であること。

闘牛で見る血のような濃い生命力を感じるからでもあり、淡白な日本人を代弁するような濃厚な性に対する嫌悪感からなのかもしれない。

とにかくスペインの映画を一度、それもペドロ・アルモドバル監督作品をあなたも観て欲しい。

映画「抱擁(ほうよう)のかけら」
(2009年スペイン作品)
主演/ペネロペ・クルス、ルイス・オマール、他

Oimachi Act./おい街アクト

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