映画と北九州
小林政広監督作品「バッシング」と「ギリギリの女たち」をDVDで観た。
両作品共に全国劇場公開されたそうだが、北九州では公開されたのか(?)(?)(?)
この手の映画、本当に北九州では入らないのが、北九州の特徴となってしまった、と半世紀の歴史が語る。
まず有名な役者が出ていないと映画はヒットしない。
難しい映画はダメだが、ヤクザ映画やド派手なアクション、コワ~いオカルト物は成績が良い。
「燃えよドラゴン」
「エクソシスト」
「マッド・マックス」
「キャノン・ボール」…。
これらの作品は北九州で大ヒットした。
大ヒットしたから、ある劇場の閉館話が消えた。
実力よりも認知度、スター性の強いタレ
ント、有名な役者、アーティストが大好きな北九州人の気質。
「数の論理が、映画の優劣を決める」―北九州のある劇場の支配人の言葉が忘れられない。
北九州の未公開映画作品のコーナーがレンタル・ビデオ・ショップにあってもオカシくない。
レンタル・ビデオ・ショップの質の向上を望んでいるが、「そんな人はいない‼」と言われるそうだ。
が、レンタル・ビデオ・ショップの努力は果てしなく残されている。
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