相撲を面白くした栃ノ海

歴代の元横綱で最も長寿であり、現役時は、技とスピードと負けてたまるか!!の根性と繊細な思考で、戦後の相撲界で輝きを放った元横綱、栃ノ海が1月29日に死去された。

大鵬との幕内対戦成績は6勝17敗ではあるが、大きな大鵬に食らい付いて勝とうとする気迫は、日本人の魂に感動を与えた。身長は175~173~171センチであったと思われる。
小兵だが「相撲が巧い、速い、渋とい、自分の相撲の形をもっていた」と、往年のライバルの大鵬、柏戸、佐田の山らは、栃ノ海を評していた。
青森県出身て本名は花田。
栃錦のライバル若乃花と名前が同じこともあったからか、若乃花からは苛められたり、カラカわれたりしていたそうだ。

小兵としての存在感が敵をも引き付けたのだろう。
引退を発表した夜から、二日間は眠れた、と横綱のプレッシャーから解放された心境を語っていた。
名横綱、栃ノ海の御冥福を御祈り致します。

満月の夜に亡くなるのは、宇宙と一体化している生命と言われる。

Oimachi Act./おい街アクト

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