シブすぎて、いぶし銀のようなヴォーカルだな

<ヴァン・モリソン>
白人のブルース・シンガーの1位、2位を絶えずエリック・バードンとこのヴァン・モリソンが独占してきた。2人は甲乙つけ難い。

彼は1945年生まれ。70代のミュージシャンの活躍は本当に頭が下がる思い。
北アイルランド生まれで、父親のレコードを聞き、才覚を表すことになる。ブルース、ジャズ、ゴスペル、フォーク、カントリーと幅広い音楽に触れ、自らもギター、サックスをこなす。
15歳で学校を退学。肉体労働で労働者階級の世界に染めあげる、自らを。そしてR&Bのバンド活動を始め、63年にロンドンへ行き「ゼム」を結成する。

64年にレコード・デビュー。
MJQのメンバーを起用した「Astral Weaks」を68年に録音している。

根強いファンを持ち、飛行機嫌いでツアーはやらない。アルバムの数も30作はある。

B.B.キングとクラプトンが演った「If You Love Me」が収録されたこのアルバムは、僕個人としてはブルース初心者にも聞きやすいので、推した。貧民層の男が口づさむべきブルースを。


ヴァン・モリソン
THE HEALING GAME

こちらはエリックバードンの
'TIL YOUR RIVER RUNS DRY

Oimachi Act./おい街アクト

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