ジェニファー・ローレンスは、とてもいい役者なのだ

この映画の魅力は、主演女優のジェニファー・ローレンスに尽きると、感心した。感心させられた演技、存在感、生々しい役者感。

アメリカ映画でも、まれにこうした作品が生まれてくるから侮れないのである。

物語はミズリー州の南部、オザーク山脈の村に住む少女マリーと、そのファミリーを絡めて、田舎の村にありがちであろう、非情で、理不尽な生活環境に苦しむ少女の姿を描いている。

ジェニファー・ローレンスが21歳の時の作品になるが、2012年の「世界にひとつのプレイブック」でアカデミー賞を早くも受賞(主演女優賞)している。

若くしてこうなると、その後はセレブなハリウッド色に染まっていく…。(残念ながら)

ただしこの女優は26歳までに4度もアカデミー賞にノミネートされているから、ある意味、本物だろう。


映画「ウィンターズ・ボーン」
(2011年アメリカ作品)
監督・脚本/デブラ・グラニック
出演/ジェニファー・ローレンス、ジョン・ホークス、デイル・ディッキー、他

Oimachi Act./おい街アクト

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