ライブ音源のROCKを聴いた方が良い

僕らの世代(戦後生まれの昭和40年までに生まれた人)では、洋楽のROCKの音源はレコードが主流で、それはスタジオ録音されたものがほとんどであった。

つまりライブ盤を聴くチャンスがなさすぎたので、正確にコピーをしないといけない、という強迫観念があった。

この概念が崩れ去るのにはかなりの時間を要した。

ROCKはライヴ命。

少々、荒っぽかろうが、下手であろうが実は関係ない。

観客のド肝を抜くくらいに激しくなっていい。
ローリング・ストーンズのライブ・アルバム
「ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!」を聴くと、ストーンズはスゴい!と感心する。
つまりカッコいいのだ。

上手、下手ではなく、伝わってくるのは"波動"だ。

もう少し、無茶な"ノリ"のライブをしたらよかった!と、このアルバムを聴いて、自分らのライブのいい子ぶったステージに後悔が残る。

キース・リチャードって、ハチャメチャなロッカーだ。
ミック・ジャガーも。


このアルバムにはブライアン・ジョーンズも参加している。彼が薬でヤラれたし、殺されたのも仕方ないと思う。

上手ではないけど、スゴい!
これがストーンズの初期のグループの魅力だ。

ビートルズはアイドル性が強かったので人気が出た。
人気の出た方が勝ち?
日本の若いアイドルはビートルズから抜け出ていない。

「カッコいい」「カワいい」だけでは、男性には受けない。

こうして振り返ると、あのルースターズはスゴかったんだ、と言いたくなる。

Oimachi Act./おい街アクト

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