ママス&パパスは印象深いグループと1965年から66年にかけてのビルボードのヒットチャート

1965年6月、LAのフォーク・シンガー達によって結成されたザ・バーズの歌う「ミスター・タンブリン・マン」がヒット・チャートの1位に輝いた。
ディランの作品をエレクトリック化したこのナンバーは、フォーク・ロック・サウンドの典型として余りにも有名。

ディランもバーズの演奏を聴いて、それがニューポート・フォーク・フェスティバル事件となった。

英国のビート・グループのアメリカ侵攻。
そしてモータウンを筆頭とするR&Bの隆盛という状況にあった65年は、フォーク・ミュージシャンがエレクトリック化を急加速化させていった。


1965年から66年にかけてのビルボードのヒットチャートを記す。

①バーズ/ミスター・タンブリン・マン
1965.6(1位)

②ソニー&シュール/アイ・ガット・ユー・ベイブ1965.7(1位)

③バーズ/オール・アイ・リアリー・ウォント・トゥードゥ1965.7(40位)

④ボブ・ディラン/ライク・ア・ローリング・ストーン
1965.8(2位)

⑤ウィ・ファイブノユー・ワー・アン・マイ・マインド
1965.8(3位)

⑥タートルズ/イット・エイント・ミー・ベ
イブ
1965.9(1位)

⑦ラビン・スプーンフル/魔法を信じるかい?
1965.9(9位)

⑧バリー・マクガイア/明日なき世界1965.9(1位)

⑨ジュニー・リバース/花はどこへ行ったの
1965.10(7位)

⑩バーズ/ターン・ターン・ターン1965.11(1位)

⑪ボブ・ディラン/寂しき4番街
1965.10(7位)

⑫ラビン・スプーンフル/ユーデイ・ドント・ハブ・トゥ・ビー・ソー・ナイス
1965.12(10位)

⑬サイモン&ガーファンクル/サウンド・オブ・サイレンス
1965.12(1位)

⑭ママス&パパス/夢のカリフォルニア1966.1(4位)確かにフォーク・ロック全盛だ。


「夢のカリフォルニア」
「マンデー・マンデー」が
大ヒットしたママス&パパス。

メンバーのジョン・フィリップスはジャーニーメン、デニー・ドハーティはハリファックス・スリー・キャス・エリオットはビッグ・スリーと、それぞれフォーク・グループでのキャリアを重ねた後、西海岸へ乗り込む。

そのフォーク時代に得たコーラス・ハーモニーのノウハウが、フォーク・ロック・サウンドに応用されて、自由気ままなヒッピー風なスタイルが屈託なく、時代にマッチして人気を博した。

キャス・エリオット(体格の良い女性ヴォーカル)はグループ解散後もソロ歌手として成功。

9枚のアルバムをリリースした。22歳のミシェル・フィリップス(細身の女性ヴォーカル)とデニー・ドハーティ(リード・ヴォーカルの男性)の不倫が発覚した。

ミシェルはジョン・フィリップス(細身の背の高い男性)と結婚をしていたことを隠していたが、これがバンド内に亀裂を生じ、ミシェルは解雇され、シル・ギブソんが彼女の代わりに加入。

2枚目のアルバムは、ミシェルも途中まで参加していたので、曲によっては5つのパートのハーモニーを聴くことが出来る。
現、存命しているのがミシェル・フィリップスだけ。

その昔、ブルーノート福岡でママス&パパスのライブがあった。
ジョン・フィリップスのみのオリジナル・メンバーで、他の3人は来日公演の為のメンバーであった。

トイレに行く途中でジョン・フィリップスが1人、ポツンと立っていて、目が合った。

話しかけたかったが、ミシェル・フィリップスが浮気をして、辛い体験をしたことをしったばかりの頃で、だから話しけるのが辛かった想い出がある。

Oimachi Act./おい街アクト

北九州からお届けするエンタメ情報発信サイト。 ひとくせある編集部からクセのある情報を公開!!エンタメ多めに関してはあしからず。更新情報は公式Twitter(@oimachiweb)にてお知らせ。