"太陽"はヒットのキーワードであった。 "悲しき" "涙" "雨" "渚" "黒い" "白い"も日本人ウケした

フランスの二枚目男優、アラン・ドロンの映画「太陽がいっぱい」が日本で大ヒットしたことから、"太陽"がブームになり、ポピュラー
音楽、映画のヒットのキーワードが"太陽”
になった50年代60年代の話。

「太陽の誘惑」はイタリア映画で、テーマ曲がヒット。
続いてアラン・ドロンの「太陽はひとりぼっち」の映画もテーマ曲もヒット。

(※以後、アラン・ドロンの出演映画は″太陽″をつけなくてもヒットしたし、レベルの高い映画が作られ、コマーシャルリズムと縁のない世界へとアラン・ドロンは羽ばたいた)
「太陽は傷だらけ」がフランス映画でテーマ曲も良かった。

「太陽の下の18才」はイタリア映画。
「サンライト・ツイスト」が挿入歌だったが大ヒット。
「太陽の彼方に」は、エレキギター・ブームでアストロノウツの大ヒット曲。
「太陽の中の恋」はポール・アンカのヒット曲。
「太陽を探せ」はデル・シャノンのヒット曲。
「太陽の渚No.1」はジャン&ディーンのヒット曲。
「太陽のスイム」はリズ・オルトラーニ楽団のヒット曲。
「太陽のかけら」は映画でテーマ曲もヒット。
「太陽をつかもう」はクリフ・リチャードの
ヒット曲。
「太陽のあたる場所」はスティーヴィー・ワンダーのヒット曲。
「太陽は燃えている」はエンゲルベルト・
フンパーティングのヒット曲。
「涙の太陽」はエミー・ジャクソン。
日本人が歌詞を英語で歌ってヒットした。
「太陽はもう輝かない」「孤独の太陽」
「ふたりの太陽」これはウォーカー・ブラ
ザーズのヒット曲。

70年代、80年代に入っても、
日本のミュージシャン達が″太陽″という言葉を題名にした曲を作っている。
が、そう、太陽を無理に使った感じはない。
今では洋楽は英国のタイトルをそのままカタカナにして題名にすることが多くなった。

同時に「太陽」という言葉をタイトルに使うことはあえて洋楽界ではさけていくという″格上げ″の風潮が起こった。
面白いところで「涙の太陽」を聴いて懐かし
もう!

湯川れい子もペンネームを芸語で。
歌手もハーフのエミー・ジャクソンと、売る気満々だった。
邦画の題名も昭和30年代、40年代は「太陽」をよく使っていた。例えば「太陽の墓場」
「太陽を盗んだ男」など。

Oimachi Act./おい街アクト

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