歴史的デュオ、サイモン&ガーファンクルのデビュー・アルバム

ダメだと思っていたり、あきらめて断念しようと思っていた時に、奇跡的な"神の救い"は起こるものだ。

サイモン&ガーファンクルのデビュー・アルバム「水曜の朝、午前3時」が全くヒットせずに、彼ら2人は音楽活動をおきらめかけていたと伝えられる。
 
ところがこのアルバムの中に収録されていた「サウンド・オブ・サイレンス」にエレキ・ギター、エレキ・ベース、ドラムをオーバーダビングして新しいバージョンが、2人が「どうぞ好き勝手にして下さい」と、他の人にあずけてしまった所で生まれ、そして大ヒットする。
 
サイモン&ガーファンクルの活躍はそれ以降、承知のごとし、それはここで記すまでもなし。
 
「サウンド・オブ・サイレンス」にしろ「アイ・アム・ア・ロック」もしかり、フォーク・ロック・サウンドとしての完成度の高さは素晴らしかった。

彼らが単に運が良かっただけのデュオではなかったこと。

そのサウンドを起源として、オーバーグラウンドの世界へと浮上したことは、内容が詩的であり内省的な歌詞は、ディランに拮抗する個性が輝きまくっていたからだ。
 
「サウンド・オブ・サイレンス」は名曲だ。

Oimachi Act./おい街アクト

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