黒人顔負けのソウル・シンガー、レーン・バリー

声だけを聴いたら黒人。
アメリカでは1960年代、黒人にも売りたい。
黒人のDJの放送局ラジオでかけて欲しい。
そういった思惑から、シングル・レコードのジャケット写真にはシンガーの顔を出さずに売り出される白人のシンガーがいた。
 
このレーン・バリーもその1人。
ドゥーワップ・グループ、ザ・ドノヴェルズにいたが、1965年に「1・2・3(ワン・ツー・スリー)」が発売され、この曲が全米2位の大ヒットをした。
 
ダイナミックなブルー・アンド・ソウル・シンガーで、モータウンのサウンドを売り物にして活躍した。
黒人にはターゲットをもっていた訳だ。
 
「1・2・3」の歌詞は「恋は簡単さ、お菓子を赤ん坊から取り上げるようなものさ、…」と、こんなポジティヴな歌。

リズム感が良い曲は歌詞の内容なんてこだわらなくていい。
 
2020年に天に召されたブルー・アイド・ソウ
ル・シンガー。
「1・2・3」は良きアメリカの時代の楽しい歌だ。
このレン・バリーは歌が上手い‼

Oimachi Act./おい街アクト

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