ルースターズの大江慎也は今頃、 どんな曲聴いているのかな?

ジョン・レノンのアルバム「ロックン・ロール」のジャケ写に載っているジョン・レノン。

これは彼が20歳か21歳の時という。
ハンブルクで撮影したもので、へアステック(ヘアグリース)が匂ってくるようなジョン・レノンの若かりし頃の写真だ。
 
このジャケットの写真と重なったのが、ザ・ルースターズ。
小倉北区竪町にあったヤマハ・ホールで開催されたポプコンの日に、彼らと会った。
今考えてみると、へアステックの臭りがしていたのだ。
ジョン・レノンの光に似た光を彼らも放っていた。
 
ジョン・レノンの「ロックン・ロール」は1975年に発売された。

ルースターズのデビュー・アルバム「ザ・ルースターズ」は1980年の4月に発売されている。
 
ルースターズのメンバーはストーンズの初期の頃の音源をしっかりと聴き込んでいたし、ジョン・レノンの歌も曲も勿論。
 
ストーンズのライヴ・アルバム「ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!」を僕は一番気に入っているのは、やはりライヴ感。


ライブならではのアドリブ。ベースもドラムもギターも好きなようにカッコ良く変えまくって演っているから。
ライヴはスゴかった、と言えるアルバムだ。
 
この生々しさをルースターズもライヴ盤で残せばよかったのに~。と残念でならない。
 
チャーリー・ワッツもビル・ワイマンも好きに演奏している。
こんな風にきっと、ルースターズも演ったのでは?と勝手に思い込んでしまう。
 
ルースターズ2枚目のアルバム「ザ・ルースターズ・ア・ゴーゴー」も、しっかりとしたコンセプト・アルバム。
「テルスター」なんぞやるところはニクい。
 
彼らは通産にして11枚もの(?)
アルバムを発表している(大江慎也のソロ・アルバムを外して)。

これほどの数のアルバムを出すとは、スゴい。

頭が下がるし、やはり北九州が生んだ戦後最大のロック・バンド。
 
日本のROCKを代表するルースターズと言ってもいいと僕は思っている。
大江慎也と久しく会っていないが、今頃はどんな曲を聴いているのかな?
と考えたりする。

Oimachi Act./おい街アクト

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