イラン映画「セールスマン」。観てイランを少し知る!?
アカデミー賞二度目の受賞作となったアスガル・ファルハーディー監督・脚本の作品「セールスマン」。
これはイランの映画だ。
イランではどんな映画が作られているのか？
主人公は教師のエマッドと妻のラナ。
2人は劇団員でもある。
話は、住居の不都合から引っ越すことになる。
その引っ越し先の自宅で妻が入浴中、見知らぬ男がやって来る。夫が帰ったと思い込み、家のカギを開けてしまう。
その男は誰か？何が起こったのか？新居には以前、誰が住んでいたのか？
この中の良い夫婦が、このことから関係に溝が出来ていく。
果たして、事件として解決はするのか？
夫婦の絆は？
サスペンス映画で、心理描写は鋭い。
同時にイランのことを、少しだけ知ることも出来る。
主演女優のタラネ・アリドゥスティはインタビューでこう答えている。
「ハリウッド映画の暴力的でステレオタイプ的なイスラム系の描き方に対しては？」
『それは古い価値観』と。
作品「セールスマン」
(2016年イラン・フランス合作)
監督／アスガル・ファルハーディー
出演／シャハブ・ホセイニ、タラネ・アリドゥスティ、他
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