C・イーストウッドの娘、アリソン・イーストウッドの初監督作。主演はケビン・ベーコン
ケビン・ベーコンという役者を、個人的にはとても"素晴らしい俳優"と思ってはいるのだが、なかなか作品に恵まれない。
この映画「レールズ&タイズ」も日本未公開である。
屈折した性格の役柄や、少しアブない男の演技は"地"でいけるくらいにピッタシでウマすぎる感あり。
ところでこの作品の監督は、あのクリント・イーストウッドの娘、アリソン・イーストウッドだ。
物語は、鉄道技師(機関士)の夫と、ガンで余命を宣告された妻との、ぎこちない夫婦間の様を描いていく。
ところが、とある事故、事件に機関車が遭遇する。
その事件がきっかけとなり11才の少年が、その夫婦の家に同所することになる。
そこから少年を含めた3人が、前向きに人生を捉えることが出来るようになる、とこんなありがちではあるが、実は大切な訴えかけをしてくる物語だ。
クリント・イーストウッドの"娘らしい"監督作品であり、ケビン・ベーコンを主役に選んだところは父親譲りの人選力だ。
作品「レールズ&タイズ」(2007年米作品)
監督/アンソニー・イーストウッド
出演/ケビン・ベーコン、マーシャル・ゲイ・ハーデン、他
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