来日がU.K.のグループで一番乗りだったと思うハニー・カムズには珍しく紅一点の女性メンバーがいた!!


1964年の2月にビートルズの「抱きしめたい」がシングル盤で発売された。

ゾンビーズの「シーズ・ノット・ゼア」は1964年シングル発売。キンクスの「ユー・リアリー・ゴット・ミー」も同年シングル発売。
ハニー・カムズの「ハウ・アイ・ザ・ライト」も同年発売。

ただし、この当時(64年)は、各レコード会社がラジオで音楽番組を持っていたので、メジャーなラジオのリクエスト番組では前記したビートルズ以外の曲がランク・インするということがなかった。
ビクター、コロムビア、テイテク、東芝、キング、…と、ロック・ファンは時間帯が深夜だったり、日曜日の早朝番組にあるレコード会社独自の"ヒット・ベスト10"を聴くことで、いろいろなU.K.のグループを知ることができた。
 
ハニー・カムズは日本に来日したのがU.K.の
中でも一番早かったのではなかったかな。
1964年に来日して、テレビにも出演したし東京公演を行っている。
 
U.K.グループの中で珍しく紅一点の女性ドラマーとヴォーカル担当のハニー・ラントリーがメンバーにいて、異彩をふりまいていた。
女性がドラマーでは心もとない、
という印象とは裏腹に、このグループはダイナミックなR&Rを売り物にした。
 
「ハヴ・アイ・ザ・ライト」
「ザッツ・ザ・ウェイ」
「アイ・キャント・ストップ」が代表曲。
その後のU.K.が続々と現れる中で、このグループ、ハニー・カムズは影が薄くなっていった。
 
東京公演ではインストも披露するという、ベンチャーズの日本での人気の状況を知ってか(?)のサービス振り。
ベンチャーズ同様に日本での人気をベースに持ちたかったのだ、と理解できる。

Oimachi Act./おい街アクト

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