「ジュリエット」という名曲が55年経て甦る
小倉北区の大門にあった映画の再映専門館
「第3中央」は、再映作品3本上映で高校生が
100円の入場料の時代があった。
ここには懐かしい想い出が沢山ある。
「太陽がいっぱい」もここで観ることが出来たし、映画ファンを育てていった功績ある劇場だと思う。
ここで「ビートルズがやって来る‼ヤア、ヤア、ヤア」も再映で観た。
この映画の同時上映が「ポップ・ギア」という題名の音楽番組のような映画だった。
口パクのアニマルズなどが出てきて映画は流れる。
低予算の音楽映画だ。
友人と2人で観に行ったが、その友人は「ポップ・ギア」に出ていたフォー・ぺニーズの「ジュリエット」が一番いい曲だ、とさかんに言っていた。
確かに「ジュリエット」はいい曲だ。
この曲がラジオで流れた記憶が僕にはない。
この映画で初めて聴いた。
そしてメロディーを一発で覚えた。
後になって知ったが、「ジュリエット」は勿論、「ロメオとジュリエット」のジュリエットを恋人に重ねて歌った曲で、これが全英で一位になった大ヒット曲だった。
「ジュリエット」…。
いかにも英国らしい曲ではないか。
フォー・ぺニーズというグループは
1964年あたりに活動したグループだ。
彼らのデビュー・アルバムの半数以上の曲が、フォー・ぺニーズのオリジナル曲。
これはスゴい!
この時代には。
そしてバラードを得意とするグループであり、基本はR&Rだ。
聴く価値のある「ジュリエット」を聴いてみよう
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