パティ・デュークという女優が若くして 人気を得、歌も大ヒットした

僕の知る範ちゅうでの見解なので、間違っていたらゴメンなさい。
 
余りに若くして、例えばアカデミー賞などを受賞してしまうと、その時は脚光を浴びるものの、その後の役者ならば"その先の人生"は決して楽にはならないようだ。
 
映画、ロバート・レッドフォードが監督した「普通の人々」でアカデミー賞を受賞した少年役のティモシー・ハットンを思い起こす。
 
この女優、パティ・デュークも重なってくる。
 
アーサー・ペン監督で映画化された、盲目で聾唖とい三重苦であったが努力をして大学を卒業し、身体障害者の援助に尽力したヘレン・ケラー女史の物語「奇跡の人」で、16歳の若さでパティ・デュークはアカデミー賞助演女優賞をヘレン・ケラー役で獲得した。
 
その後の彼女はテレビの「パティ・デューク・ショー」のシリーズを持ち、1966年迄、番組は続いた。
 
映画では「哀愁の花びら」、「ナタリーの朝」に出演した。
1985年から1988年まで、映画俳優組合の代表者になっている。
(ティモシー・ハットンも今は、
その組合の代表者である)
 
1970年に、私生活で同時に3人の男性と浮名を流すことがあった。
 
1987年に自伝を著し、自分が双極性障害者であったことを告白している。
アル中の父親と抑うつ症の母親の暴力に幼年時代あい、6歳の時に
タレント・マネージャーの夫婦に引き取られ、子役の養成所に入ったという。
それが転機となった。
 
2016年3月29日の朝、腸の破裂からくる敗血症で、アイホダ州のクール・ド・アレンにて生涯を閉じた。
69歳の若さであった。
 
パティ・デュークがユニバーサルに所属していたこともあり、歌手としての活躍も出来た。
大ヒットしたのは「やさしくしてね」。
全米8位まであがった。
1965年だから、ビートルズも当然、ヒット曲を上位にランクさせていた。
アメリカでは、こういった少女の歌声が時たま大ヒットする。
「やさしくしてね」、当時のパティ・デュークのイメージである。
聴いてみよう!

Oimachi Act./おい街アクト

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