イギリス映画もまた素晴らしき
人公は元軍人の男。戦争体験からのPTSDが、この男をさらに凶暴にした。してしまった。
彼の仕事(?)はなんでもヤル。
人を殺したり、人を助け出したりの裏稼業。
あのロバート・デ・ニーロの「タクシー・ドライバー」を現代に甦らせたようで、さらに過激な作品となっている。
ヴァイオレンス色が濃く激しく、映像はよりシリアスで、デカタンスとニヒリズムを放っている。
ストーリーの流れは、依頼された実力者の拉致された娘を救出することに絞られている。
カンヌ国際映画祭の脚本賞と男優賞のW受賞。
リム・ラムジー監督が女性であり、主演のホアキン・フェニックスは"怪優"という異名を持つ。
暴力でしか生きられない危なく、孤独で病んでいる男を描いている。
作品「ビューティフル・デイ」
(2017年イギリス作品)
監督/リン・ラムジー
出演/ホアキン・フェニックス、ニーナ・ヴォット、他
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