SEXを恥かしいことから解放しようとした「キンゼイ・レポート」を知っているか?

1948年、セックスについての統計をまとめた「キンゼイ・レポート」を出版したのは、インディアナ大学の助教授、キンゼイ博士。
この著書はベスト・セラーとなり、全米にセンセーショフルを巻き起こした。
 
今から約50年前は性について語ることがタブー視されていたアメリカ。
キンゼイ博士は、人間の性の研究に着手し、独自のインタビュー形式で調査結果をまとめ上げた。それが「キンゼイ・レポート」。
全米の18000人の男性にセックスについての350の質問を対面形式でインタビューして、その結果をまとめたもので、学術書としては空前の20万部を売り上げた。
その5年後には"女性版"も出版した。
 
この映画は、キンゼイ博士が苦悩の日々をその後、迎えることのなりながらも、妻クララとの絆で生き抜いていった人間ドラマとして描いている。
 
同性愛、バイセクシャル、アナル、…といろいろなことが赤裸々にアンケートでまとめられていく。
このタブーを破った故に、激しいバッシングを浴びた…。
 
しかし、このキンゼイ・レポートから社会的にも同性愛が認められるようになったことなど、差別が薄れていったのだ。
※ナショナル・ポート・オブ・レビュー賞受賞作品

「愛についてのキンゼイ・レポート」
(2004年アメリカ・ドイツ合作)
監督/ビル・コンドン
出演/リーアム・ニーソン、ローラ・リニー、クリス・オドネル、ティモシー・ハットン、他

Oimachi Act./おい街アクト

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