ディープ・パープルの「ライブ・イン・ジャパン」も名盤

72年8月、初来日のステージのライヴ盤。
「ハイウェイ・スター」を聴く。いや聴け!!
 
このアルバムは一筋縄ではいかない恐るべきパフォーマンスがつまっている。ロックの歴史的名盤だ。
 
ギタリストの中でも、このリッチー・ブラックモアは別格に位置づけできる。
 
クラプトン、ジェフ・ベック、とは、また違ったスゴさだった。
このアルバム時の若いリッチー・ブラックモアだから出来た、あの指の動きは、人間離れしていた。
 
ロック・ギターは、ブルーノート、ペンタトニックと呼ばれるスケールが基本だが、リッチーの場合はこれに妙な"クロマチック"の半音の動きがもの凄いのだ。
 
非人間的なフレーズを超次元的な速度で弾きこなしている。これはリッチーならではのギター音。
 
ジョン・ロードのキーボードと一緒にやっていることから、こんな"神業"が生まれたのだろう。
 
こんな難しい指の動きを、自然に華麗に弾いているのは、おったまげた‼
ロック・ギターの早弾きの原点がある。
 
さらにリッチーは右手のピッキングと、左手のフレージングが見事にバランスがとれているのだ。
 
マーシャルとフェンダーのストラストでこんな音が出るなんて。
 
ロックギターの早弾きの原点と基本がここにある。

Oimachi Act./おい街アクト

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