その後のスコット・ウォーカーの音楽活動を追いかけてみたが、やはり見つからなかった…

「ダンス天国」がウォーカー・ブラザーズ・トリオの最初のヒット曲。これが1965年の11月26日にリリースされたデビュー・アルバムに収められていた曲。
元はアメリカのロック・バンドであったが、どうも今ひとつパッとしない。
 
新たに活動の場をイギリスに移し、日本で紹介された時は「イギリスの新しいグループ」として紹介されたのだ。
 
ジョン・ウォーカー(G)、スコット・ウォーカー(B)、ゲイリー・ウォーカー(Dr)で、アメリカ時代はリーゼントでロックン・ロールを演っていた。
 
イギリスに渡ってからは、スコット・ウォーカーがリード・ヴォーカルをとる。
「ラブ・ハー」、「涙でさようなら」、「太陽はもう輝かない」は全英1位に輝く。
 
こうしてウォーカー・ブラザーズは陽の目を見たのである。
 
イギリスと日本で大ヒットしたグループで、1967年の2月にプロモーションのために来日。
 
スコットの低い声。20代前半で大人を感じさせるカッコ良さが日本人に受けた。
 
日本にプロモーションで来日して3ヶ月後に解散する。
スコット・ウォーカーの持病であった"ウツ病"が解散の原因であった。
 
が、1968年1月に、日本のみでの公演をするためにメンバーが来日した。
 
結局、スコット・ウォーカーは1984年にソロでカムバックすることになった…。
 
スコット・ウォーカーの低い声は当時のグループの中では異質であり、曲調もイギリスらしい正統派ロックであったのが、今でもファンにとっては忘れられないのだ。

Oimachi Act./おい街アクト

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