ザ・バーズの後期メンバーであったスキップ・バッティンのアルバムにクラレンス・ホワイト&ロジャー・マッギンも参加している。

ザ・バーズの後期にベーシストとして加入。ザ・バーズの最高のライヴ・バンド時代に活躍した根っからのカウボーイ・ミュージシャンが、スキップ・バッティンだ。
 
ザ・バーズの70年作品、「タイトルのないアルバム」。「バードマニア」。そして72年の「ファーザー・アロング」と、安定したザ・バーズに一役を担った。
 
クラレンス・ホワイト、ジーン・パーソンズ、スキップ・バッティン、そしてロジャー・マッギン。これが当時のアメリカの最強のライブ・バンドとしてのザ・バーズであり、ロック史上に残る"素晴らしきグループ"であった。
 
本作にはクラレンス・ホワイト、ロジャー・マッギンも参加しているところが、ザ・バーズのマニア・ファンにも聞き逃せないアルバムとなっている。
 
全作品通して、まだまだザ・バーズ色濃い"異色作"とも言える。
 
スキップ・バッティンは2003年7月6日に亡くなってしまったが、彼は実は1934年2月18日生まれであるから、ザ・バーズ在籍時は、超ベテラン・ミュージシャンでもあったのだ。
 
ザ・バーズのライブの安定感は、メンバー全員が、実は円熟期にさしかかっていたことが一番の要因かもしれない。
 
スキップ・バッティンはその後も、新生フライング・ブリトゥー・ブラザーズにも参加するなど、永く現役ミュージシャンとしての活動を続けたことが、素晴らしい。

Oimachi Act./おい街アクト

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