催眠療法で脚光を浴びた神経科医と女性患者の実話を基にした映画「博士と私の危険な関係」
フロイトにも影響を与えた神経科医ジャン＝マルタン・シャルコー博士。
博士の公開催眠療法で知られた女性患者のオーギュスティーヌ。
映画は19世紀のフランス、パリで起こった実話を基に描く、スキャンダラスなロマンスの異色作。
初潮が未だなし。素朴な少女が異様な発作に襲われる。物語はそこから始まる。
精神科医扮するは名優、ヴァンサン・ランドン。
娘役演じるのは歌手としても活躍するソコ。
全裸の体当たり演技はお見事。
催眠療法で病を治そうとした時代。日本でも行われていた。
この治療はやがて見せ物的な催し物となったり、シューアップされていき、やがては医学会では限界が来る。
こんな時代があった、のだ。
作品「博士と私の危険な関係」
監督／アリス・ウィークール
出演／ヴァンサン・ランドン、ソコ、他
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