南の香り一杯!!健気な女性でシンガーで女優のフローラ・マルティネス

スペインと南米。南米の中でもコロンビア。
 
女優として人気のあるフローラ・マルティネスは1977年生まれ。コロンビア人の父とカナダ人の母を持つ。
フランス語、スペイン語、イタリア語、英語を話す。
 
このチャーミングな女性を知ったのはイタリア映画「長い裏切りの短い物語」だ。
映画の中で歌を唄うシーンがあり、エンド・クレジットでは踊るシーンがある。彼女が主役ではないが、出番が実に多いし、こりゃタダ者の役者ではないと調べるうちに、2007年のスペイン映画「抱かれる女」を観ることになった。
 
この20代後半のフローラ・マルティネスは、色気はある。が、今ひとつアカ抜けないところも魅力であり、光線の加減によっては"ベッピン"、"野性的"と様々な色合いを魅せてくれる。
 
「抱かれる女」は、彼女というよりも廻りの役者が揃い過ぎた"素晴らしい映画"である。
2008年スペイン・アカデミー賞最優秀音楽賞は、北欧の歌姫キャロライン・ヘンダーソンが、クラブの専属歌手として素晴らしい歌唱を観せてくれているから。
 
ストーリーはダメ男にくっついたダメ女の物語。よくあるパターンの幸薄い女性を彼女は熱演している。
 
生まれもった明るさ、これは北欧ではない南の国から届けられたもの。彼女の特徴でもある厚い唇はチャーミング。
 
今を生きるフローラ・マルティネスを知っておきたい。
 
作品「抱かれる女」
(2007年スペイン作品)
監督/マニュエル・ロンバルデーロ
出演/フローラ・マルティネス、ルーベン・オカンディアノ、キャロライン・ヘンダーソン、他

Oimachi Act./おい街アクト

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