偶然とか縁とか、やはりあるのだ。曲は「真冬の帰り道」

若き日の思い出が甦ってくる唄。例えばこんな歌詞が胸にジーンとくる。
 
♬どこまで送ろうか 真冬の帰り道
 
 このままどこまでも 歩いていたい
 
 大好きだけど 言い出せなくて
 
 心でもえて くちびるかむだけ
 
 わかってほしいんだ せつないぼくの胸
 
 あなたがいつの日か おとなになれば
 
曲名は「真冬の帰り道」。ザ・ランチャーズのヒット曲。
 
作曲はメンバーであった喜多島 修。
 
このザ・ランチャーズは加山雄三のバック・バンドとして結成されたが、"若大将"が忙しくて、ザ・ランチャーズとして活動をすることになった。
そしてこの「真冬の帰り道」がヒットした訳。
 
高校生のカップルが歩いているのを見かけると。多分、男の子はこんな気持ちになのだろう。
 
僕は高専だったから、普通高校の連中がとても羨ましく。(※北九州高専なんて第一期生には女子が0<ゼロ>。二期生で一名。なんと体とハートに良くない学校だったのだろうか。)
 
この曲の"真冬の帰り道"。そう17歳になる高専2年生の時に、2年生になる女子高校生と約一ヶ月、付き合い始めて、終った。
 
その子と初めて会った日が1月の4日で、雪が積もっていた夜だった。
カフェ(当時の喫茶店)で2時間くらい話をして、家まで送った。そう、どこまでも歩いていたかったから、家の前まで送ったのだ。
少し高台にあった彼女の家。そこから見下ろす小倉の町は雪化粧でとても美しかったのを覚えている。
 
何十年か後に、その彼女の家のすぐ隣したの土地を買ったという因縁くさい話があって…。
彼女の家は廃屋になっていた。もちろん彼女が、高校卒業後、どういった人生を歩んだかは知らないが、土地を買うことになったのは偶然で、買った僕も後から気付いて想い出して、いや驚いた。
 
ザ・ランチャーズの「真冬の帰り道」をどうぞ。

Oimachi Act./おい街アクト

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