シンガーソング・ライター波多野菜央に関する12章。「その1」
北九州での活動を拠点とする女性。シンガーソング・ライターである女の子。
波多野菜央(ハタノ・ナオ)の通産3枚目になるアルバムが先日、届いた。
タイトルは「Lady~闘うあなたの為に~」
全7曲が収められていた。
ミュージシャンにとり、このコロナって何なのだろう。
活動が制限されて辛くもある。自分を露出できないストレスもあるだろうし。
が、それが音楽制作への葛藤ともなる。
しかし、自己の確立とも繋がる。この試練はやがて大人へと成長する為の"良き経験"となる。
同情したところで、彼女の為にならないかも。
コロナが流行っているように、過去にも音楽の世界には「質」は違うが、流行があって、廃っていったミュージシャンや音楽があった。
コンセプト・アルバムを作っても通じない時代が来た時、多くのミュージシャンはがっくりした。
MTVが出た時、ステージでの動きのないミュージシャンは苦労した。
ダンスブームが起こると、シンガーソング・ライターのミュージシャンは、置き去りにされた。
コロナは、そういった「モノ」と同じだと、僕は考える。
このアルバムを聴いて、じっくり聴いて、歌唱力が"完璧なる成長"を遂げたことに驚いた。
「歌がうまい、波多野菜央は」こう表現しよう。
まずはアルバムを買って欲しい。
買うに値するアルバムだ。
ネット発信している「ロマン」を聴いてからでもいい。
(続く)
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