「贈る言葉」に「人として」は武田鉄矢の良き人間性が出ている
海援隊の「母に捧げるバラード」がヒットしていた時、僕は東京にいた。
九州の福岡・博多も北九州も東京の人にしてみたら、ほとんど同じ。
海援隊の武田鉄矢のイメージ。この「母に捧げるバラード」のおかげで、福岡出身の若者達は人なつっこいと思われ、"東京人"に可愛がられたと思う。
海援隊の命名は、坂本龍馬のファンであった武田鉄矢による。
テレビ番組「3年B組金八先生」のテーマソングとして使われた「贈る言葉」は、海援隊、武田鉄矢代表作となった。
役者、芸能人、シンガーとしての武田鉄矢のイメージと、プライベートはかなり違っているのが、直接会った人の印象。
かなり気難しい性格である。
福岡教育大学に在籍していた話は知っているが、そのイメージでもあって彼の評価は年配層にとても受けがいい。
この時代はジュリー全盛の頃だけに、三枚目役な武田鉄矢にはスターとしての限界があったのだろう。
が、とてもいい歌詞を作るし、歌唱力もある。「贈る言葉」「人として」などは、唄うには、とても難しい歌なのだ。
映画「男はつらいよ」の渥美清さんの後釜として、武田鉄矢の名もあがった時期があった。
坂本竜馬が好きで、そのサムライらしくを振る舞っていただけに、素行はサムライ的でもあった。
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