ソフィー・マルソー主演の「ルーヴルの怪人」はいい映画だけど、今ひとつ作品にインパクトを与えていないのが辛い

ソフィー・マルソーというフランス人の女優がいる。
1966年生まれで今、54歳。
 
1980年に公開された「ラ・ブーム」でデビューとなった。
14歳の時だ。
この映画が世界的にヒットしたと言われるが、日本でのこの時代は"おニャン子”のブームで、ソフィー・マルソー旋風は、巻き起こらなかった。
映画もさほどヒットをしたとは思えない。
 
フランスのアイドル的な売り出し方をもったとしても、日本ではこの時代。火はつくまいというのが本音。
 
14歳のフランスのアイドルに目を向ける若者は、あの当時はとても少なかったはずだ。
 
デビューしてから女優としては低迷したと言える。
これといったヒット作もなく、かといってアクの強い個性派でもなく。こういった女優はフランス映画より、アメリカのハリウッドの方が使い方は上手なのだろう。
 
2001年のフランス映画「ルーヴルの怪人」に主演としてスクリーンを飾った。
 
映画はSFXサスペンス・ホラー。"映画ツウ"が、好む作品ではないし、美しい女優であるが、と・り・と・め・のない役者から。未だに脱皮できていない。
映画界には多い例だ。
ナタリー・ポートマンしかり。ハリー・ポッターの彼、しかり。
 
フランスでは今だにジャンヌ・モローの存在こそ大女優という"ツワ者"がクロウト受けするようで、レア・セドゥーやイザベル・ユーベル。エマニュエル・べアールと個性派新旧共に福をきかせている。
ソフィーは「ソフィア」からのソフィーだろう。
 
キレいな女優だけど、そこから脱皮できない辛さは、観る側にもジレンマとして起こりうる。
 
ソフィー・マルソー、頑張って!!

Oimachi Act./おい街アクト

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