キミにあるのか?夏の想い出は?
この10月。
今の若い人達は、どうなんだろうか?
夏の海、砂浜、渚での想い出に浸ることがあるのだろうか?
僕らの世代は今の時期、夏の想い出を懐かしく思い起こすことが出来た。
今聴いているのは「想い出の渚」。ワイルド・ワンズのヒット曲。
1966年11月5日発売のシングル盤。
リーダーの加瀬邦彦は亡くなった。
この曲の魅力は、そう12弦ギターの音が渚っぽいから良かったのだ。
12弦ギターの魅力を日本に伝えたのはバーズで、「ミスター・タンブリンマン」の大ヒットがフォーク・ロック、バーズ、そして12弦ギターを知らしめたのだ。
12弦ギターを加瀬邦彦が用いたのは、誠に明らかに大成功。
ワイルド・ワンズのディナー・ショウが、八幡西区の松柏園ホテルであったのは30年位前かな?
"渚"とか"小麦色"とか。"水面(みなも)を走る"とか、死語になってしまった。
ひと夏に、海に山にキャンプを何回もした時代があったなんて…。
音楽と時間、そしてギターがあれば退屈なんてしなかった時代。
若さでギラギラしていたのだろうが、そんな記憶はない。過ぎ去った時は、美しく思えるものだ。
勿論、今も良き時代であると、僕は思う。
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