同じ日に外タレ、2グループが福岡でコンサートを

1976年に、イーグルスが初来日した。
 
そして福岡での公演もあった。
 
この日、福岡ではもう一組のグループの公演も行われた。
外タレが同日に開催されるとは、いかに洋楽ファンが多かったかを示すものでもあるし、外タレのコンサートは、観客がよく入っていたことも物語っている。そして長崎県から福岡にコンサートを観に来る若者がとても多く、夜行列車が走って、それに乗って来る若い人達を"かもめ族"とも呼んでいた。
 
さて、イーグルスとアメリカ。
 
今の時代なら当然、イーグルスのコンサートに行きたい人が多い。
 
が、その年のこと。
 
イーグルスのカントリー・ロック。そして「ホテル・カリフォルニア」が発売されたばかりのコンサートだった。
 
未だ「ホテル・カリファルニア」が爆発的にヒットする前の来日だったこと。
 
一方のアメリカは、3人グループで「名前のない鳥」「金色の髪の少女」。そしてテレビのCMでレナウンの「シンプル・ライフ」が流れていた。
 
アメリカを選んだ女性ファンが多かった。
 
ところが、イーグルスは「レコードと全く同じサウンドを出す!!」と絶賛されたコンサート。
 
一方のアメリカは「レコードとは違う‼下手!!」と酷評された。
 
確かにアメリカのコンサートは、福岡の外タレ史上で"最悪"のレッテルを貼られた。
 
つまり、レコーディングではどうにでもなる時代だったから、レコードにダマされた、という訳だ。
 
 
今回はアメリカのレコードで聞いてみよう。「金色の髪の少女」を。

Oimachi Act./おい街アクト

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