ラジオから流れる音楽を聴いて、大人の世界を知っていく…

1960年制作で、日本公開は1961年。
 
イタリア映画「太陽の誘惑」には、当時人気の高かったクラウディア・カルディナーレという女優が主演している。
 
この映画のサントラ盤なる主題歌「太陽の誘惑」がいち早く、ラジオから流れてヒットした。
 
サントラがヒットして、映画の観客動員を図る。
 
映画のヒットに、映画音楽が絶大なる働きをしていた時代だ。
 
テーマ曲「太陽の誘惑」を唄ったのは、ニッコ・フィデンコという男性カンツォーネ・シンガー。
 
彼の唄った、映画「情事」のテーマもヒットした。
カンツォーネという音楽文化を日本で拡散した人だ。
 
映画の内容は、イタリアの上流階級の派手な生活を描きつつ、そこで生きる人間の"墜落ぶり"をテーマにしている。、
 
イタリアン・リアリズムという、一つの映画の運動、又は路線というべきか。
 
日本人には、第2次大戦の敗戦国のイタリアでの"上流階級"など想像もつかなかった(?)。
 
まして小学生だった僕が、テーマ曲の美しさに心ひかれても、イタリアの上流階級(?)。解かる訳ない。
 
それでも映画「太陽の誘惑」のテーマ曲は、今でも大好きだ。
 
クラウディア・カルディナーレの良さは、今も解からない。
 
では「太陽の誘惑」のテーマ・ソングを。

Oimachi Act./おい街アクト

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