東京の住人は「神田川」の歌のように同棲ができなかった。 当時、同棲していたのは地方出身の若者ばかし
南こうせつと"かぐや姫"(当時のグループ名)が歌った日本のフォークソング「神田川」は、1973年にシングル盤で発売された。
この時、僕は東京にいた。
新宿のライブ・ハウスに出演している。それを観に行く女子大生やら、フォーク・ギターを持ち歩いている学生風の若者がやけに多い時代だった。
確かにフォーク・ブームだったのだろう。フォークは"女々しい"という、ロック派からの反感があった。
"同棲"が、若者の文化のように受け入れられ、3畳や4畳半という狭いアパートが、この時代の新宿や中野あたりには多くあった。
共同トイレに共同キッチン。風呂は銭湯。
「神田川」は、かぐや姫の一番のヒット曲になった。
200万枚以上を売り上げたとか。
歌詞の中で「クレパス」を「クレヨン」に変えてくれというNHKの要望を断った為に、「紅白歌合戦」には出演しなかった。(出演出来なかった、と言うべきか…。)
「神田川」を実際に見てみると、とても汚れた、汚いドブ川のようだった。あの汚い川をよく歌にした‼と感心させられた。
当時、銭湯が90円から95円の時代だ。
それでは「神田川」を。
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