映画「BLUE/ブルー」は、期待外れ!
邦画のセリフは聞きとり辛い。
耳が遠くなったからか?
そう思って聞いてみた。「声が聞きとりにくいよね?」
「そう、そう」(耳が遠くなったからではあるが、音声の聞きとり辛さは、その昔から、劇場で邦画を観る時にいつも感じていたことだ。そして、それは僕一人の苦言ではなかった)
邦画のセリフが聞きとり辛い‼
日本語のスーパーを入れた方が良いのでは?
ボツボツっと言うセリフ。日本独自の間の取り方を大切にした会話。長廻しのフィルムで、淡々としゃべる役者、。
舞台上がりの役者の声は聞きとりやすいが…。
松山ケンイチ主演の「BLUE/ブルー」を観て、一番感じたことは、セリフの聞き辛さだった。
ボクシングの映画作りは、出演者も大変な仕事だし、もう少し上手に映画を表現できなかったのかなと、やや不満。
松山ケンイチは自分のカラーで映画を染め上げるタイプの役者ではない。
カメラワークと、監督の力がとても必要になってくるタイプの役者だ。
木村文乃はいい役者であった。
自分の立ち位置を理解し合ってこそ、素晴らしい作品はできる。
役者でそれが出来ない時は、監督がやるべきだ。
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