こんな歌唱法も昔は、あったのだ!
「女々しく、情けなく、寂しく、悲しく」
この気持ちを目一杯出して唄える歌のナンバー1は、「ミスター・ロンリー」だ。
1964年の全米チャート1位になった。
唄ったのはボビー・ヴィントン。この人、今86歳で元気です。
1970年にコーラス・グループのレターメンが唄って、再ヒット。
「どうして、こんなに悲しく唄わないとならないの?」と思ってしまう‼それ程、「カンベンして!」と言いたくなるほど、濃いいのだ。
要するに戦争、徴兵にとられた少年の辛い心情を唄っているのだが…。
♬さみしい!さみしい!とても、とても。
電話もかからないし、手紙も誰からも来ない。
ああ、家に帰りたいよ~。♬
まあ、こんな内容だ。
戦争、徴兵に対する"アンチ"な唄。でも過激で、攻撃的ではない。
あくまでも、弱気の苦痛で訴えかけてくる。
このような唄い方。とても出来な~い!
では「ミスター・ロンリー」ボビー・ヴィントン。
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