今、なぜ懐かしい歌が売れてるのか?
日本語が変わった!
これからも、どんどん変わっていくだろう。
日本語が変わるのは、新しい外国語が"カタカナ"で多く使われるから、入れ替わりの法則で削られていく言葉が多くなるから、当然の結果だ。
新しい(?)日本語では、情緒が薄れる。という訳で、古い日本の歌謡曲やポップスを聴いて、「ホッ」とする。日本の年輩者は多分、そういう傾向に陥っている。
だからレコード店では、60年、70年、80年代の"懐メロ"が、圧倒的に売れているのが現状だ。
レコード店の人にその辺の理由を答えてもらうと、「だって、あの時代(60年、70年、80年代)の曲が一番完成度が高いし、名曲も多いですから」と返ってくる。
皆、そう思っているのだったなら、そういったニーズに答えるべきマスコミは、番組を作ったらいい。下らない報道番組より、昔懐かしい音楽番組を作る方が「罪」はない。
ラジオでも、そういった曲をドンドン流せばいいのに。
音楽に限らず、映画にしろ、お笑いにしろ、スポーツ番組にしろ、ギャンブルにしろ、アナログ色の濃いものをバンバン放送した方が、日本の為だと思う。
こうやって原稿を書いている僕も、ひと昔前に浸る、例えばクラシックの世界にも、優れたソリストは今、いない。(残念だが)
グレン・グールドのことをもっと再認識させるような番組を作って欲しい。
福永洋一の天才ジョッキーぶりの騎乗レースを、今の人達に観せて欲しい。
相撲にしろ、お笑いにしろ、野球にしろ、プロレスにしろ、競輪、競馬、沢山伝えるべき名勝負がある。
日本語が変わったから、日本人が変わった、とも言えなくはない。
一発、三波春夫の「チャンチキおけさ」でも、聴くか!
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