GSについて語る① 東京ビートルズやジャパン・ビートルズを知ってる!?

日本の音楽界の"弱点"とも"汚点"とも"恥部"とも言える"現象"が、やはり1964年頃に起こった。ビートルズの旋風が日本に押し寄せた時、ビートルズを真似た"日本のバンド"が現れるという予想は、当時の日本の音楽状況について解かる人には、とても容易いことだった。
 
つまりプレスリーを真似て、佐々木勉やらがテレビに出て来る時代。
アメリカ、イギリスのシンガーの2番、3番煎じのスターがテレビに登場している時代だ。
 
その当時の日本は、プロレスをショーとして捉える国民気質はなく、「本気でやっている」と、外国のレスラーの反則に対してマジにムキになって怒る大人ばかりだったのだ。
 
そんな時代だから、和製プレスリーやら、和製クリフ・リチャードや、和製ジェームス・ディーンを、作れ!!売れ!!出せ!!のプロデューサーが、必死だったのだ。
 
1964年についに出た!!
 
「東京ビートルズ」に「ジャパン・ビートルズ」。
 
テレビに出た時は、ムシズが走った。
 
こういったバンドは、メンバーが入れ替わり立ち替わりで、ビートルズのコピー・バンドでシングル盤も、そうは売れない。(本場のビートルズにはかなうワケないし)
 
やがてバンドは解散してしまう。
 
そして、日本のGSが生まれることになる。
 
東京ビートルズの「抱きしめたい」を聴いてみよう!!

Oimachi Act./おい街アクト

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