本物しか通用しないのがドイツらしい②
こちらはドイツの男優。
フランツ・ロゴフスキ。1986年生まれ。
代表作は「希望の灯」、「未来を乗り換えた男」、「水を抱く女」。
ベルリンの壁崩壊後、30年、東ドイツであった街を舞台に、そこで社会に取り残された孤独な人々の姿を描く。
「東ドイツの時代の方が良かった…」というセリフが、複雑な思いを抱かせる。
東西冷戦後の、寂しい人々の姿は敗戦国の重圧がのしかかっている…。
「未来を乗り換えた男」では、祖国ドイツを捨てた青年を演じる。
祖国を追われた人達がパリに潜伏し、様々な時代に翻弄された人々の人生が交差する。
この映画では、フランツ・ロゴフスキが似合った役柄を演じる。
いい男とは決して思わせない容姿で、ドイツ国民を代弁する、好演技。
「水を抱く女」ではライン川の仙女を思わせるような美しい女性が登場してくる。この女性との恋に生きる男を演じる。
「水を抱く女」はファンタジックな作品で、水のウインディーネの神話をモチーフにした物語。
ドイツ、フランスの合作。パウラ・ベーアはドイツの女優で1995年生まれ。
この女優もとてもいい役者だ。
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