今さらながら、ジョニー・ソマーズは素晴らしいヴォーカリストだ!!
日本では「ワン・ボーイ」、「内気なジョニー」、「すてきなメモリー」で人気のあったジョニー・ソマーズ。
参考までに「すてきなメモリー」は日本のみで発売されたヒット曲。
さらに日本語でも「すてきなメモリー」を歌わせた商魂たくましきレコード会社。
ところが本国では、ジョニー・ソマーズはポップシンガーというより、ジャズをメインに唄うシンガーでもあった。
1941年生まれ。「ワン・ボーイ」は1966年のブロードウェイ・ミュージカルの挿入歌。
62年に「内気なジョニー」がヒットする。
ところがジョニー・ソマーズの初のリーダー・アルバムは1959年の録音。
この後に「内気なジョニー」がヒットしたものだから、ポップス・シンガーとしてのイメージが強くなる。日本では特に。
その初リーダー・アルバム「ポジティヴリ・ザ・モスト」を今、聴くと18歳(?)のティーンにしてはウマすぎるヴォーカル。演奏もとてもいい。
8曲目の「ソー・イン・ラヴ」(SO IN LOVE ※原題)あたりを聴くと、アート・ペッパーのソロが素晴らしく、このアルバムは"いい"、と。
コンテ・カンドリ(tp)、フランク・ロンリー1(tb)、アート・ペッパー(cl、as)、バディ・コレット(bs・fl)、マーティ・ペイチ(p.arr、cond)、トミー・オリヴァー(arr、cond)。
この後、ジョニー・ソマーズは次々とアルバムを発表していく。
アート・ペッパーのサックスが素晴らしい、「ソー・イン・ラヴ」を聴いて欲しい!
0コメント