シンガー・ソングライターの口火を切ったのはジェームス・テイラーだろう!

シンガー・ソングライターは、地道で華やかさはないが、一方でクールなエモーションを放っている。
70年代にはシンガー・ソングライターが自分の意志と良心に従った曲で、独自の世界と切り拓いていった。
 
これをブーム呼ばわりするのは若干のとまどいがあるが、口火を切ったのはジェームス・テイラーだろう。
 
キャロル・キング、ジャクソン・ブラウン、ボビー・チャールズ、ローラ・ニーロ、ニルソン、ティム・ベックリー、ニール・ヤング、カーリー・サイモン、ギルバート・オサリバン、ジョニ・ミッチェル、クリス・クリストファソン、リンダ・ロンシュタット、マリア・アルダー、…。
 
シンガー・ソングライターは自作自演であるとするなら、チャック・ベリーやポール・アンカ、ビートルズに至るまで数多い。
 
ここで言うシンガー・ソングライターの定義は、成功を収めるために曲を書くのではなく、歌うのでもなく、自分の意志と価値観に忠実に従った歌を作り、そして歌うのだ。
 
ジェーム・テイラーはビートルズが設立したアップルからデビューする。アメリカ出身ではあるが。
 
フォークをベースとしながら、巧みなアコースティック・ギターを主体としたモダンな音楽は、実に新鮮な響きをもたらした。今、聴いても飽きがこないな~。
 
今日は「ファイヤー・アンド・レイン」を聴いてみよう。ジェームス・テイラーだ。

Oimachi Act./おい街アクト

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