フランスのサスペンス映画は実に洗練されている

フランスの映画監督であり映画プロデューサ、脚本家でもある故"クロード・シャブロルの人気作品「甘い罠」(200年作品)を観ることが出来た。
 
「気のいい女たち」「不貞の女」「肉屋」「主婦マリーがしたこと」「ボヴァリー夫人」などは観ていた。
 
サイコ・サスペンス映画と言われるが、フランスのサスペンスは一筋縄ではいかない。
クロード・シャブロル監督作品は、映画を読み取る力がいる。
 
何気なく観ていると、何気なく終わる。
そう、サスペンスを味わうことができない。
 
この作品の出演者はイザベル・ユベール、ジャック・デュトロン、ロドリフ・ポリー、アナ・ムグラリスと、怪しい役者が顔を揃えた。
 
これだけ役者が揃うと、嫌が上でも怪しい雰囲気にのめり込んでしまう。
 
いや、確かに日本では出来ないような映画。
 
しいて言うなら、鈴木清順あたりが、かなり意識して「ツイゴイネルワイゼン」を創ったのかな。

Oimachi Act./おい街アクト

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