今聴くと、グラス・ルーツの音楽はポップスだな!
1967年あたりになると、テクニックをもって音楽的にもブルース、ジャズといった方向で成功していくグループが登場してきた。
クリーム、C.C.R.…。つまりカリスマ性の強いロック・グループ。
その一方では、アメリカのモンキーズに見られるようなポップス色の色合いを取り入れて、聴きやすい、覚えやすい、そしてヒットすることを目的とした商業的なロック・グループも登場してきた。
ここに紹介するグラス・ルーツ(The Grass Roots)は、元々、P.F.スローンとスティーヴ・バリによる覆面バンドとして1966年にデビューした。その後に正式にメンバーを募集して活動を行い、1970年代前半にかけてヒット曲を生み出した。
代表曲は「今日を生きよう(Let’s Live For Today)」、「恋は二人のハーモニー」など。
ダンヒル・レコード、ABCレコードなどに所属して、デニス・ランバート&ブライアン・ポッターの作曲、編曲でヒットを放った。
「今日を生きよう」は、日本GS、テンプターズが日本語で唄った。
日本のGSがやれるくらいにPOPSだった訳で、果たして良いのやら、良くないのやら…。
聴いてみよう!「今日を生きよう」byグラス・ルーツ。
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