日本人がうらやましく思うべきなのは、このグループだ!
アメリカらしいコーラス・グループ。
フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ。
62年のヒット曲「シェリー」は有名。
フランキー・ヴァリのネバっこい声は特徴があり、いかにもアメリカ人好みで、いかにもショー・ビジネスの世界を渡り歩いてきた、という貫禄にも通じるユーモラスな雰囲気があふれている。
フランキー・ヴァリは決してハンサムではないが、永い間、活躍できるというスター性は、アメリカならではの構造があるからとも言える。
日本では考えられない。ルックスが勝負の話の世界と比べ、なんと寛容なエンターテイメントの世界が築かれているのか。アメリカは。
歌の世界も本来は、ルックスよりも個性とか、雰囲気があるとか、唄がいいとか、なんで日本はこうならないのか?
これが"お笑いの世界"ならばアホ顔でも人気が出るのに、なぜ唄の世界はそれを許さないのか…。
少女マンガの好む世界をそのまんま映し出したような日本の音楽界。
これじゃ面白くない。
フランキー・ヴァリとザ・フォー・シーズンズは、そんな意味を含めても、貴重な存在だ。
「悲しきラグードール」「レッツ・ハング・オン」「君のもとへ帰りたい」から。今は、「君のもとへ帰りたい」を聞いてみよう!
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